岩手県大槌町のオリジナル短編アニメが3月21日にYouTubeで公開、主人公役は蒼井翔太

「大槌カイ物語 Departure ー出航ー」メインビジュアル

短編オリジナルアニメーション「大槌カイ物語 ーDeparture 出航ー」が、3月21日に行われるオンラインイベント・おおつちアニメフェスタで公開される。YouTubeの大槌町観光交流協会チャンネルで視聴可能だ。

現在も震災復興活動が行われている東北地方を、岩手県大槌町から“アニメの力”で応援し、サポートしていくこのプロジェクト。「大槌カイ物語 ーDeparture 出航ー」は大槌駅のイメージキャラクター・大槌カイを活用し物語が展開される。2011年3月11日の東日本大震災で甚大な被害を受けた大槌町で育ったカイは、故郷の三陸鉄道大槌駅に赴任。震災の傷を抱えながらも前を向き、地元で懸命に日常を営んできた人々と触れ合う中でカイは成長し……。なお劇中には、大槌町に実在する店舗やロケーションがふんだんに盛り込まれる。

カイ役は2021年4月に発表があった通り蒼井翔太。カイの父は井上和彦が演じるほか、日向とめ吉、島田敏、秋谷啓斗池水通洋もキャストに名を連ねている。プロデューサーは岩手県大槌町出身の佐藤ひろ美。キャラクターデザインは「薄桜鬼」シリーズなどで知られるイラストレーターのカズキヨネが担当し、アニメーション制作はドレスが手がける。おおつちアニメフェスタで行われる「大槌カイ物語」特集では、蒼井をはじめとするキャストや佐藤プロデューサーからのメッセージを公開予定だ。

「大槌カイ物語 Departure ー出航ー」

スタッフ

プロデューサー:佐藤ひろ美
ストーリー原作:佐藤ひろ美&町産業振興課
シナリオ:内堀優一
原案:三陸聖地化委員会
キャラクター原案:カズキヨネ
音楽:近藤世真(Elements Garden)
協力:株式会社PAK、三陸聖地化委員会、一般社団法人大槌町観光交流協会
製作協力:三陸鉄道株式会社、三陸花ホテルはまぎく、小鎚神社、たかのり海産、さんずろ家、チャリカフェ・内金崎自転車商会、東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター、株式会社ササキプラスチック、有限会社クラモト塗装工芸

キャスト

大槌カイ:蒼井翔太
大槌カイの父:井上和彦
たかのり:日向とめ吉
課長:島田敏
小鎚桃太郎:秋谷啓斗
ササキプラスチック社長:池水通洋